2日間集中 心理占星術・象徴見直し&実践読み講座

■日程:11月29日(土)13時~20時(プチディナーの用意アリ)
       30日(日)10時~17時(途中1時間のランチタイム)
■場所:北参道・心理占星術研究所
■講座料:55,000円(テキスト代含む)

●心理占星術 象徴見直し&実践読み講座カリキュラム
1、ホロスコープの全体像を理解し、個人の輪郭を捉える
まずは、アスペクトは読まず、半球の偏り、太陽と月の配置、ASCのディスポジター等から、個人の発達の特徴を考えます。基礎的知識が身についていれば、これだけで十分、個人に寄り添ったリーディングができます。
2、アスペクトの整理をし、個人の成長過程、問題点、未来の可能性を考える
nicoの心理占星術では、アスペクトは個人の成長過程と、それによりパターン化された個人の人生に対する印象が描かれていると考えます。つまり、同じアスペクトを持っている人でも、その使い方は人それぞれ異なるのです。
天体の組み合わせを考えることで、個人がどのような物語を体験したのか、それにより、個人はどのように体験をパターン化するくせがついてしまったのかを理解します。
そして、天体の印象を書き換えることで、個人の人生をよりよい方向に導くことになるのです。
3、心理的防衛、ハウスのネットワークから成長の葛藤、個人の心理的背景を理解する
心理占星術の醍醐味が学べる講義です。
ホロスコープの象徴から、防衛メカニズム(防衛機制:不快な感情、気持ち、体験の影響を弱めたり、体験そのものを避けたりすることによって、心理的に安定した状態を保つために発生する心理的な作用)を分析します。
また、ハウスのネットワークを考えることによって、個人の成長の問題がどのような発達過程から生まれたものなのか、それをどう解決していけばよいのかを考えていきます。
4、トランジット図を読みこなし、個人の「今」を理解する
トランジットとは、時代意識です。占星術の重要な視点、マクロコスモス(大宇宙=社会)とミクロコスモス(小宇宙=個人)を考えるには、トランジットを読みこなすことが何よりも大切です。
実際、「今」どのようなことが社会で起こっているのか、それは個人にどのような影響を与えるのか。
心理学者の河合速雄氏の「個人それぞれの傷は、文化の傷、社会の傷、時代の傷とつながっている」という言葉どおり、トランジットの象徴を理解することで、個人の問題とそれに伴う痛み、未来の可能性を知ることができるのです。
ここでは、主に外惑星=トランスサタニアンと土星のトランジットの影響を考えていきます。
5、三重円(ソーラーアーク、プログレス)から、個人の人生の流れを考える
三重円が苦手という声が良く聞かれますが、それはチャート上の情報が一気に増えてしまうからです。
ここでは、三重円のどの象徴を中心に読んでいくのか。どこを重要な視点としてピックアップするのかというのを学んでいきます。その上で、個人の成長の方向を考えていきます。
6、ネイタルチャートから、時期を読む
ここでは、主に天文歴=エフェメリスを利用して、ネイタルチャートから時期を考えていきます。
現場では、瞬発力が命です。臨機応変かつ迅速に、個人の「今」に焦点をあてる工夫を学んでいきます。
7、対人関係を考える
心理学では、よく「すべての人の悩みは対人関係である」と言われます。
実際、ネイタルチャートにおける難しい特徴と言われる象徴――ハードアスペクト、エレメントの偏り、逆行、ノーアスペクト等――の問題は、対人関係の中で働くものなのです。
よって対人問題を克服することにより、個人の人生を健やかに成長させることができることでしょう。
対人関係に問題が出やすいとされる象徴を学びつつ、愛着問題、セクシュアリティ、アニマ・アニムス等の心理学的アプローチも学んでいきます。
・ネイタルチャートにおける、個人の対人関係の問題とその解決法
・カップル、夫婦、親子等、対人関係の力学=ダイナミズムを考える