毎月第4火曜日
AM開催中
占星術は語学と同様
使わなければ錆びついてしまうものです。
nico の心理占星術講座では
一度習得した知識や表現力を失わないために、
そしてプロとして活躍する方の技術の向上を支えます。
「月イチ勉強会」は
心理占星術家nico の現役受講生はもちろん
履修完了した多くの皆さんが
長期にわたり参加しています。
毎月、さまざまなテーマを取り上げています。
ぜひ、仲間と共に継続的な学びを続けていきましょう!
次回開催
2024年7月23日(火)10:00~
心理占星術 月イチ勉強会
開催テーマは近日発表です!
2024年7月27日(土)14:00~
心理タロット勉強会
過去の開催
📺マークのある月は、ダイジェスト動画をご覧いただけます
2024年
3月 2024春分図リーディング、2024年を乗り切る!水エレメントの過剰さに対抗する
三ヶ月に一度の四季図読みは、世界の動向や政治経済などの時事的なトピックスをギュッと詰め込んでお届けしているのが常ですが、2024年の春分図はちょっと趣向を変えたスタートに。
春分から一週間を過ぎたところで開催された勉強会ならでは。「たった今」わたしたちは春分の時期をどう体感しているのか。その体感は、実際にチャートに現わされたムードとどう照応しているのか。そんなユニークな検証をする良いタイミングとなりました。
ハウスで読み進めるマンデン占星術と異なり、心理占星術的アプローチから迫る春分図リーディングを感じてみてください。
当日の様子は、こちらのレポートでご覧いただけます。
2月 質問と質問の奥にあるもの、丁寧に質問に向き合うためにホラリーチャートを利用する
質問に向き合うとは?
その背景には何があるのか?
2月の勉強会では、久しぶりにカウンセリグ技術の見直し「質問に向き合うとはどういうことか」を取り上げました。題材とするのは、心理ホラリー&コンサルテーションチャート講座での練習に利用している「発言小町」の相談です。
なぜ、発言小町が教材となるのか、その理由についてnico の考えをご紹介します。
人の悩みって、時に「どーでもいいようなこと」に思えるのですが、実際はそうでもないのです。悩みの奥にあるものは、実は自分の「生」に直結した悩み、生きる上での難しさにつながっているのです。その難しさを、その人にとって大切なこととしてちゃんと拾う。
これって、素晴らしいことだと思うのです。ささやかに見えるけれど、実は、その人の深い「生」の不安に向き合うなんて、他の仕事ではなかなかできないことです。
病気とも違う、金銭とか身体とか現実的な問題とも違う、けれど、そこが解決できたら、間違いなく人生が変わる。これができる占いの仕事って、本当に素晴らしいなと私はいつも感じています。けれど、占いの現場って、早急に「答え」にたどり着くことが正しいように思われているというか、「悩みを解決してなんぼ(解決になっていなくても)」みたいな風潮?伝統?があるので、実際、きちんと質問や人の人生に向き合っていないことが多い。
悩みの奥にあるもの、つまりその人物の「生」に向き合うことは、非常に意味あることなのにもかかわらず、そこを端折って答えに一足飛びに行ってしまう。その態度を見直すためにも、明日は悩みに向き合うというテーマで、まずは「発言小町」の相談内容とホラリーチャートを扱います。発言小町
悩みと悩みの奥にあるもの 丁寧に質問に向き合うためにホラリーチャートを利用する 久しぶりに発言小町(nicoの公式ブログ)
読売新聞社が運営するネット掲示板。恋愛、子育て、家族など日常のモヤモヤを匿名で相談できることから、気軽に本音を打ち明けられると多くの女性に支持され、2024年に開設25年目を迎える。月間1億4000万PV、ピーク時には2億PVも達成したという巨大掲示板。
この掲示板には、切実なものから取るに足らないと思われるものまで、実にさまざまな人の悩みが詰まっており、人間理解にはうってつけともいえるのです。一見、有象無象の質問と思われるものの背景には、いったいどんな心理が潜んでおり、何がその人の問題になっているのか。
当日、繰り返し伝えられたのは、「答え」にたどり着くこと、何かそれらしい着地を提示することが目標ではないこと。答えは、本人が一番わかっている、でもそれが出来ないから悩みになっている。だから、チャートから導き出すのは、質問者が何を恐れ、何に不安を感じているのか。
そうした前提でチャートを丁寧に読み解いていくと、「なぜこんな質問をわざわざするのか」と一蹴していた質問者への眼差しが徐々に変化していくのを感じますし、何より人に対する自分の見方に気が付ける。
ある一つの価値観で人を断定することもなく、心理占星術が「人にやさしい技術なのだ」ということを身をもって実感できる時間となりました。ぜひ、皆さんにもライブで参加して体感いただきたいと思います。
私も質問の問いをそのまま間に受けてしまっていて、質問者さんの悩みの奥まで全く思い至りませんでした。悩みの程度から相手の気持ちを軽く見ないこと、その奥にある本心まで観察して受け止めるということ。
頭でっかちになりがちな今の自分には、まだまだ全然できないことだなと気づかされました。
今回レベルの高い勉強会の様子を拝見して(中略)本当にみなさん、いきいきとチャートを読んでいらっしゃって! それだけでなくご自身の意見を忌憚なくディスカッションされていたり、初見で得た情報を伝わる言葉に瞬時に変換できていたりと、レベルの高さに驚かされました。
こんなにサッと読めて、意見を交わせるようになったらどれだけ楽しいだろうなぁ…!と思います。私もこの中に参加できるようになることを楽しみに、知識と技術を積み重ねていきたいというモチベーションにもなりました。
今回の勉強会のように、チャートを見ながらああでもないこうでもないという議論を楽しめるようになりたいのかもしれないです。占星術のようなツールを通して抽象的な話ができるような所属が欲しいんだろうな、という自分の欲求にも気がつきました。
1月 📺冥王星からの出発、個人らしさ(金星&火星)を取り戻す
2024年1月は、対人関係を考える3回目。対人関係のご相談は、鑑定の現場でも多く寄せられるお悩みのひとつです。
なぜ人との関係で同じ問題が繰り返されてしまうのか。
その自分のパターンには、どんな自分の癖や思考が働いているのか。
今月は、「対人関係における対等な力関係が苦手」というMMさんのお悩みを取り上げます。
対人関係の対等な力加減が難しい。 もっと自分を出した方が良いのかもと思うのだが、 相手を目の前にすると何を求めているかを意識してしまう。自分を開放して豊かな人間関係を築くにはどうしたらよいのか?
既に質問の段階から、冥王星や天王星の影響が伺える内容が気になるところでしたが、実際にネイタルチャートを確認すると、金星ー冥王星ー天王星のコンジャンクションが形成されています。
天王星や冥王星、土星といった天体は、個人にどう影響するのか。
それらのプレッシャーに押しつぶされず、個人の生き方を実現するために––火星と金星をどう育て、関係性へと向かっていけるのかを詳しく解説しました。
この動画では、前半でホロスコープにおける個人天体ー社会天体ートランスサタニアンと個人の成長の関係、後半では実際のお悩みを元に冥王星の影響から脱出するためのヒントと三重円から見たwell-beingのためのアドバイスの一例を抜粋してご紹介しています。
これまで、ネイタルチャートを呪いに掛けられた、がんじがらめな自分の姿としか見られずにいた私にとって大いなる救いとなりました。
自分の超苦手意識である〈自分を表に出す・水星力を使う〉が、本当は隠された真の欲求であることがトランジットからも表れているなんて、くらくらするほど衝撃を受けました。ちょっと恥ずかしい・・・
冥王星の影響(恐らく)を数年前にガツンと受けてから、やっと自分と向き合い恐々行動をしてきたことが、天体の構造からも導かれたかのようで納得すると共に畏怖の念を頂いています。
ここからまた一歩、出発できる! そんな力が湧いています。
皆様ありがとうございました。私も占星術の学びを深めたいと思います。
気になる方は、見逃し動画・本編(約190分:3時間)をご覧ください。
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