
「心理占星術は人を幸せにするか」を問いかけ続ける日々の記録。
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5/17(水)スタート!心理占星術基礎講座 生きるとは?成長するとは?幸福とは?といったことを問い直しながら、自分自身を見つめ直す機会に
心理占星術基礎講座 待望の平日クラス開催決定 明後日なのに、告知するのを忘れていました! 5/17(水)10時、心理占星術基礎講座を開催します。平日の午前の開催は、かなり久しぶりになりますので、土日の参加が難しい方はぜひ […] -
5/16(火)月イチ勉強会は教育の現場と心理占星術の話 ホロスコープの情報に頼らず、ホロスコープなしに、占星術の構造を使ってwell-beingを考える
5/16(火)は月イチ勉強会。 前回の「心理占星術とは何かを考える」をテーマにした会は、たくさんの人に勉強になった!という声をいただきました。 私もあれからいろいろ整理ができたようで、次の勉強会ではこれも伝えたい、これも […] -
心理占星術による子育て研究会では、成長のストレスと火星、土星の話 自分の思い通りにならない現実を前に、どのような対処法やシステムをつくり出していくのか
今週末は、子供の成長を考える時間、お子さんのチャートを読む機会がたくさんありました。 金曜日の子育て研究会では、成長のストレスと火星、土星の話をしました。 それぞれのお子さんの土星のトランジットの様子は、かなり勉強になり […] -
続・子育て研究会 子どもというのは不思議なところがあり、 一晩寝ただけで、できなかったことが できるようになっていたりする
昨日のブログの続編。 まずはMさんのお子さんの土星トランジット考察。 こんなすごいレポートが届きました。 内容をお見せできないのは残念ですが、成長のプロセスを言うのは容易いですが、こんなふうにときに歯を食いしばったり、と […] -
5/12は心理占星術子育て研究会 今回もまずは火星 親の知らないところで、小さな獲得を積み重ねていく それがいつしか武勇伝になる
5/12(金)10時は子育て研究会です。 子育て研究会は、私ややっている心理占星術のフィールドワークの中でもっとも人気のある活動です。 今、隔月でやっている子育て研究会の文字起こしを手伝ってくれている生徒さんがいるのです […] -
火星・蟹座期 心を揺らし、揺さぶられ、その反動で前進する。揺れることを許すことで、自分なりの必然、そしてその先の未来が見つかる
ニャンのこと、皆さんから温かいメッセージ、ねぎらいの言葉をたくさんいただいています。ありがとうございます。 普段、励ます側にいるので、そうした言葉をかけてもらうのはあまり慣れておらず、いつもの私だったら気恥ずかしさを感じ […] -
その時を用いて心に光明をとり入れないなら、時は過ぎ去り、君も過ぎ去り、機会は二度と再び君のものとならないであろうことを
今日は10時から職業占星術の実践編、14時からは時期読みパーフェクトマスター講座第2部の3回目になります。 職業占星術のクラスは、引き続きクラスメート同士の相互鑑定。TさんがKさんを診断してくれます。 これまで落ちこぼれ […] -
タロットマスターへの道・ペイジクラスの5回目を終えて 学びが進むということは、自分の頭であれこれ考え、知識を遊べるようになるということ
昨日、パティちゃんの記事を書きましたが、実は心配なのが後に残されたガルシアくん。 最初はパティちゃんを探す姿を見せていましたが、ほどなくするとあきらめて、今はしょんぼりしています。 私よりも一緒にいた時間が長いわけで、そ […] -
【お知らせ】これまで北参道のサロンへ足を運んでくれた皆さまへ
皆さん、ゴールデンウイークをいかがお過ごしでしょうか。 自分にとって大事なことを伝えるのって勇気がいるものですね。 書いては消し、書いては消しを繰り返し、お知らせが今日になってしまいました。 4/28(金)、20年間を共 […] -
明日4/18(火)月イチ勉強会 今こそ、心理占星術について考えてみよう――心理占星術は何が提供でき、何を提供しないのか
みなさん、お久しぶりです! 春の日をいかがお過ごしでしょうか。 と言っても、生徒の皆さんとは講座や研究会等でお会いしていますし、最近では「春のギャザリング—―他講座の方と交流しよう」と題して、きゃいきゃいとタイ料理&プチ […] -
魚座土星の訓練とは? 月イチ勉強会での春分図読み、柔軟サインの月の昇華、火星ワークショップ蟹座期を終えて
春分の日は一日大忙し。朝の「月イチ勉強 春分図読み&柔軟サインの月を考える」から、夜の「火星ワークショップ蟹座期の巻」まで、非常に刺激的、示唆的、印象的で感動的な時間を過ごすことができました。 まずは、参加者の皆さん、休 […] -
【火星ワークショップ】火星は第2ステージ最初のサイン蟹座へ サイクルを利用して小さなステップを積み重ね、少しずつ前へ、上へ
火星双子座期、長かった、本当に長かった… でも自分なりに少しは成長できたかな。 前回のサイクル(2020.6.28~2022.5.24)で牡羊座で7か月間滞在していたときもそうでしたが、事あるごとに「これは火星に試されて […]
このブログについて

ホロスコープの持つ構造のすばらしさと心理占星術の可能性を信じ、数多くの講座、研究会、ワークショップなどを行っています。天体や12サインという、変わらずそこにあるもの=普遍的なものを利用しつつ、時代とともに移りゆく象徴を再解釈していく、そのバランスが心理占星術との醍醐味になります。
パンデミック以降、「占い」がブームになっていると聞いています。多くの人たちが占星術やタロットを生業にしたいと考えているようです。もちろん、占いはもっとも古い職業の一つであり、人がいるところに悩みがあり、悩みがあるところに占い師があった/あると言えるのでしょう。 しかし、占星術の魅力は単なる占いとしてのテクニックにあるわけではないのです。
太陽系の天体たち、ゾディアック=黄道12宮といった秩序だった構造を利用し、個々人の中にある内的宇宙を見出し、その人自身の秩序を見出していく。人や社会にとらわれて、自分自身から疎外された「わたし」を再発見し、「わたし」を再定義しなおしていく、そういった重要な役割を持っているのです。
つまり、占星術を学ぶことによって、自分の在り方——wellbeingと言ってもいいし、本性を生きると言ってもいいし、スピノザ的に自己の活動能力の維持と言ってもいい——で生き始めることができるということです。
ただ、そのように占星術の構造を利用するためには、使う側にも知識や訓練が必要になります。それをどう皆さんと共有できるのか、それをnicoは日夜研究し続けていることであり、その成果=進歩や失敗=後退といった研究のプロセスのようなもの、また私自身をチャレンジ、志を同じくしている研究生や受講生のチャレンジをこのブログでお伝えできればと思っています。
最近は「心理占星術は人を幸せにするか」という問いかけを自分自身にし続けています。
先にも書きましたが、占星術は学ぶものではなく実践するものです。
自分が自分らしい人生を獲得するために闘う、そのための道具であるべきなのです。
だから、占星術の学びは決して頭でっかちな知識の産物ではなく、実践して、その成果を人生へと反映させるものです。
このようにあーだこーだと試行錯誤する時間、頭の中でアイデアをこねくり回している時間のほうが長いので、ブログは不定期になりますが、多くの方に読んでいただき、そして、一人でも多くの方に心理占星術のチャレンジに参加してもらえたら、この上ない喜びです。
心理占星術家nico