「心理占星術は人を幸せにするか」を問いかけ続ける日々の記録。
-
生き方働き方研究会は、象徴が新しく生まれる現場 正解はない、ホロスコープ=人物の才能の最大値を探りながら読む作業をとことんやる
4/28(日)14時は生き方働き方研究会です。 今月の内容はこちらになります。 ①中島みゆきの魅力と才能 ②上脇博之教授の政治とカネへの執念はどこから来るのか ③藤圭子と宇多田ヒカルの親子の力学 おー!なんと盛りだくさん […] -
【火星サイクル手帳】明日から発送開始!火星サイクルスタートの5/1にはお手元に届くよう、お申し込みはお早めに!
火星サイクル手帳は、明日から順次、発送作業に入る予定。 火星サイクル手帳スタートの5/1には、皆さんのお手元に届くよう作業をさせていただきますので到着をお楽しみに! 2024年火星サイクル手帳の予約特典として 2年に一度 […] -
火星サイクル手帳は最後の1頁 26度ー30度のテーマは「受容」 魚座の意味合いと共に、この2年で体験した喜びも悲しみも、獲得した力もできなかった後悔もすべて自分に引き寄せて味わい尽くしてみたい
昨日の勉強会では、うっかり涙ぐんだりして、ついエモーショナルな出来事に心が揺れたりもしていますが、それでも火星サイクルは最後の5度の運行を始めました。火星サイクル手帳も最後のページになりました。 火星サイクル手帳ユーザー […] -
nicoPLANET牡牛座期号①不動サインは季節の極まり。盛春にあなたは何思う 「みんなの勉強法」が久々の更新!心理タロットの新しい試みも始まったよ
昨日の勉強会は、かなり充実した時間となりました。みんなでこういったことを言語化できる時間っていいな、楽しいな。それぞれの考え、その言葉たちが生き生きしていて、聞きながら私のあちこちが喜んでいるのを感じました。 勉強会の詳 […] -
2つの勉強会 4/23(火)月イチ勉強会は春分図を振り返り、自分のこれまでとこれからを考える 4/27(土)心理タロット勉強会は太陽イングレスチャートとタロットの不思議な関係を考える
今、nicoPLANETの記事を書いている真っ最中。なので、頭の中は時期読みモード。星宙百景の「おさらい編」の記事は、私の趣味の一つ。自分が読んだチャートをあーだこーだと検証、加筆修正していく作業は、けっこう楽しい。「あ […] -
火星サイクル手帳2024 ついに予約開始しました!できれば親しい人と一緒に始めてほしい ときに人生は孤独だけれど、お互いの旅路を見届け合えるといいね
ついに!予約開始しました! ようやく私の手を離れてホッと一息。 次期火星サイクル開始日の5/1には、皆さんのお手元に無事届けることができそうです。本当によかった… 2024年5月1日から2026年4月9日までの火星サイク […] -
【火星サイクル】これで最後の最後 魚座火星・海王星のコンジャンクションを見逃すな! 美しさも理不尽さもごちゃまぜに体験し、自分自身のあらゆる心の動きの瞬間を見守る
昨日の実践読み講座、おつかれさまでした! 今回も受講生の皆さんからのレポートのおかげで、新しい関係性の力学を考える機会をいただきました。 どのような関係であっても、例えば、たった数時間の出会いであっても、または、小説や詩 […] -
【時期読み占星術】生きた象徴とは何ぞや 個人に起こることは、何らかの社会での出来事につながっているという「今まさに同じ時間を生きている」と実感 当たる当たらないを超えて、積極的に象徴の意味を更新していこう!
週末は、時期読み三昧。 Uさんから、こんなメッセージが。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ nicoさんよくおっしゃる河合隼雄先生の「社会の痛みは個人の痛み」とも通じることですが、同じように世の中に起こっているこ […] -
【火星サイクル手帳】The Beatles「Fool On The Hill」人はあんたの話なんかに耳を貸してくれないかもしれないけど、自分なりの知性の目で世界をながめようではないか
次の手帳も楽しみだけど、あと数週間でおしまいだと思うと、2年お世話になった火星手帳もなんだか名残惜しい。 くまのひでのぶさんのこちらの作品を表紙にする決め手になったのは、木の横にいる旅人の存在のため。まさに「火星の旅」に […] -
【火星サイクル手帳】次の火星サイクルスタートまであと30日!新しいサイクルを気持ちよく迎えるための3か条は意識できてる?
今日は火星サイクルのお話し。 最近の鑑定では、次期火星サイクルを利用したスケジューリングを提供することが増えてきました。「次の2年は大事な年になる」「さあ、自分をどう生かすか」そんな話ばかりしています。職業占星術講座のモ […] -
nicoPLANET牡羊座期② 火星と時間の関係について We should try to smile like Hiromi at least once a day. 少なくとも1日に1回は、ひろみのように笑おう
nicoPLANET2024春分号の続き。 今回の「アポロンの竪琴 上原ひろみ編」は、火星サイクル手帳ユーザーには、ぜひ読んでいただきたい内容になっています。 これまでかなりの時間を費やして、火星についてあれこれ考察を重 […] -
nicoPLANET牡羊座期 ① 魚座から牡羊座へと、また蟹座から獅子座へと「出発する」ための3つの方法とは??
ようやく記事が揃ったので、nicoPLANET牡羊座期のお知らせします。 先日の月イチ勉強会では、春分図を様々な角度から読んだので、この3か月の、そしてこの1年の過ごし方は、みなさんイメージできましたね。 今回は、いくつ […]
このブログについて
ホロスコープの持つ構造のすばらしさと心理占星術の可能性を信じ、数多くの講座、研究会、ワークショップなどを行っています。天体や12サインという、変わらずそこにあるもの=普遍的なものを利用しつつ、時代とともに移りゆく象徴を再解釈していく、そのバランスが心理占星術との醍醐味になります。
パンデミック以降、「占い」がブームになっていると聞いています。多くの人たちが占星術やタロットを生業にしたいと考えているようです。もちろん、占いはもっとも古い職業の一つであり、人がいるところに悩みがあり、悩みがあるところに占い師があった/あると言えるのでしょう。 しかし、占星術の魅力は単なる占いとしてのテクニックにあるわけではないのです。
太陽系の天体たち、ゾディアック=黄道12宮といった秩序だった構造を利用し、個々人の中にある内的宇宙を見出し、その人自身の秩序を見出していく。人や社会にとらわれて、自分自身から疎外された「わたし」を再発見し、「わたし」を再定義しなおしていく、そういった重要な役割を持っているのです。
つまり、占星術を学ぶことによって、自分の在り方——wellbeingと言ってもいいし、本性を生きると言ってもいいし、スピノザ的に自己の活動能力の維持と言ってもいい——で生き始めることができるということです。
ただ、そのように占星術の構造を利用するためには、使う側にも知識や訓練が必要になります。それをどう皆さんと共有できるのか、それをnicoは日夜研究し続けていることであり、その成果=進歩や失敗=後退といった研究のプロセスのようなもの、また私自身をチャレンジ、志を同じくしている研究生や受講生のチャレンジをこのブログでお伝えできればと思っています。
最近は「心理占星術は人を幸せにするか」という問いかけを自分自身にし続けています。
先にも書きましたが、占星術は学ぶものではなく実践するものです。
自分が自分らしい人生を獲得するために闘う、そのための道具であるべきなのです。
だから、占星術の学びは決して頭でっかちな知識の産物ではなく、実践して、その成果を人生へと反映させるものです。
このようにあーだこーだと試行錯誤する時間、頭の中でアイデアをこねくり回している時間のほうが長いので、ブログは不定期になりますが、多くの方に読んでいただき、そして、一人でも多くの方に心理占星術のチャレンジに参加してもらえたら、この上ない喜びです。
心理占星術家nico