
「心理占星術は人を幸せにするか」を問いかけ続ける日々の記録。
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月イチ勉強会の補足2 牡牛座・天王星をどう実感するか 余市ワインの曽我貴彦氏と建築家のカール・ベンクス氏の言葉から考える
今日も勉強会の補足。 今日は、時期読みパーフェクトマスター講座の提出課題の一つ「牡牛座天王星とは」の環さんのレポートと、そしてOさんの勉強会での感想から、牡牛座・天王星について。 勉強会でも環さんのレポートを取り上げまし […] -
9/26月イチ勉強会の補足 木星に関して大事な話をするのを忘れてました 木星は「最後の砦」であるとともに「profess=信仰を告白する」こと
9/26(火)の月イチ勉強会にライブ参加してくれた皆さま、おつかれさまでした! 私の提示した話にドライブをかけるような問いかけがあり、虚を突かれるような意見があり、初心に返らされるような素朴な感想があり、これぞライブの醍 […] -
9/23(土)新・心理タロット講座スタート!個人の中にある答えを知り、個人の構造=生きてきた物語、生きてこれなった物語を未来へとつなぐ
今、私の講座でもっとも盛り上がっているのが心理タロット。心理タロットマスタークラスの方による火星サイクル手帳ユーザー向けの無料鑑定も好評をいただいていますが、この面白さは体験してもらわないとなかなか伝わらないのが目下の課 […] -
象徴には正解がないからこそ、読み手の人生観や価値観が否が応でも反映してしまう だからこそ自分のリーディングの偏りを知り…
週末は、すべての講座が充実していて、あらゆる瞬間を楽しむことができました。 子育て研究会、タロットマスタークラスの検証会、実践読み講座の相互鑑定、コンサルテーションチャート講座と受講生の皆さんからの声をたくさん聴き、たく […] -
【心理占星術 子育て研究会 】トランジットから子供の”ズレ”を理解し、成長の可能性を考える&思春期の子どもの進路 理想と現実のギャップをどう捉えるか
最近のブーム「ズレを考える」。 多くの人にとって、ジャニーズの事件は大きなズレをつくることになったかもしれない。いずれじっくり書きたいなと思っていますが、この事件の気持ち悪さは、「薄々わかっていたけれど、見て見ぬふりをし […] -
心理占星術の学び場nicoPLANETリニューアル! 太陽の言葉に耳をすませよう「アポロンの竪琴」 今のこもごもを考えよう「時期読み百景」
残暑!厳しすぎるだろー ということで、昨日から心理タロット無料鑑定がスタート。 既に「こんな素敵なサービスを提供してくださってることに感謝です。しっかりと山羊座期まで使わせていただきたいです!」といったうれしいフィードバ […] -
8/29(火)月イチ勉強会 モニターを招いてオープン現場検証会!ホラリー、コンサルテーションチャート、タロットを利用し、”ズレ”をつくり個人の構造と可能性を理解する
ここ数カ月こればっかり。だって、本当に面白いのだもの。 火星ワークショップでは、この”ズレ”の話、40分くらいさせてもらいました。その後の週末のクラスでも、ずっと”ズレ”の話。そろそろもういいかなと思っても、やっぱり”ズ […] -
8/22(火)は火星ワークショップ天秤座期「わかる」と「わからない」の両極のバランスを知ることが成熟した力の第一歩
乙女座火星も残すところ1週間を切りました。 火星サイクル手帳ユーザーの皆さま、そろそろ振り返りのページを開いて、7/10からの乙女座期の流れに思いを馳せてみましょう。 自分なりの力試しはできましたか? やり残したこと、心 […] -
【火星サイクル手帳】心理タロットマスターチームによる無料の心理タロット鑑定はじまる!なんと2024年の時期読みセッションもついてくる!
その前に。 78回目の終戦記念日ということで、ここから2年後、2025年の80回目の終戦記念日の天体配置に思いを馳せてしまった。 nicoPLANET双子座期でも「冥王星が半分を過ぎたら、もうそろそろ「戦後」という考え方 […] -
火星サイクル乙女座期もあとわずか どのくらい自己理解は進んだ?自分を取り巻く世界とどのように調和できているか?
猛暑やら台風やら、何かと調整が難しい時期が続いていますね。東京も猛烈な雨が降ったりやんだりしていますが、皆さんの地域はいかがでしょうか。 昨日、沖縄の生徒さんがこんなメールをくれました。 「沖縄は台風の被害がすごくて、台 […] -
私もやってもらいたい職業占星術モニター鑑定 分析レポートは必見!一生の宝物にしてもらいたい!
朝起きて、すぐに新聞の見出しをざざざっと見るのが習慣なのですが、毎日「あーあ」とため息をつくばかりですが、今日一番のため息は「中国、訪日団体旅行を解禁」でしょうか。 インバウンド的にはウェルカムなのかもしれませんが、やっ […] -
獅子座補足 どうしようもない矛盾や不条理のなかにあって、なお「生きる」ことを肯定する
先日、ある太陽・獅子座の男性のクライアントさんの鑑定をしたとき、「なるほど、これが獅子座の価値観なのか」と新鮮な気持ちになる機会があったので、今日も獅子座の理解を深めるお話を。 これから組織のトップを目指そうとしていると […]
このブログについて

ホロスコープの持つ構造のすばらしさと心理占星術の可能性を信じ、数多くの講座、研究会、ワークショップなどを行っています。天体や12サインという、変わらずそこにあるもの=普遍的なものを利用しつつ、時代とともに移りゆく象徴を再解釈していく、そのバランスが心理占星術との醍醐味になります。
パンデミック以降、「占い」がブームになっていると聞いています。多くの人たちが占星術やタロットを生業にしたいと考えているようです。もちろん、占いはもっとも古い職業の一つであり、人がいるところに悩みがあり、悩みがあるところに占い師があった/あると言えるのでしょう。 しかし、占星術の魅力は単なる占いとしてのテクニックにあるわけではないのです。
太陽系の天体たち、ゾディアック=黄道12宮といった秩序だった構造を利用し、個々人の中にある内的宇宙を見出し、その人自身の秩序を見出していく。人や社会にとらわれて、自分自身から疎外された「わたし」を再発見し、「わたし」を再定義しなおしていく、そういった重要な役割を持っているのです。
つまり、占星術を学ぶことによって、自分の在り方——wellbeingと言ってもいいし、本性を生きると言ってもいいし、スピノザ的に自己の活動能力の維持と言ってもいい——で生き始めることができるということです。
ただ、そのように占星術の構造を利用するためには、使う側にも知識や訓練が必要になります。それをどう皆さんと共有できるのか、それをnicoは日夜研究し続けていることであり、その成果=進歩や失敗=後退といった研究のプロセスのようなもの、また私自身をチャレンジ、志を同じくしている研究生や受講生のチャレンジをこのブログでお伝えできればと思っています。
最近は「心理占星術は人を幸せにするか」という問いかけを自分自身にし続けています。
先にも書きましたが、占星術は学ぶものではなく実践するものです。
自分が自分らしい人生を獲得するために闘う、そのための道具であるべきなのです。
だから、占星術の学びは決して頭でっかちな知識の産物ではなく、実践して、その成果を人生へと反映させるものです。
このようにあーだこーだと試行錯誤する時間、頭の中でアイデアをこねくり回している時間のほうが長いので、ブログは不定期になりますが、多くの方に読んでいただき、そして、一人でも多くの方に心理占星術のチャレンジに参加してもらえたら、この上ない喜びです。
心理占星術家nico