「心理占星術は人を幸せにするか」を問いかけ続ける日々の記録。
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明日の月イチ勉強会 山羊座冥王星フィナーレへの道からの水瓶座、人生をデザインするとは、太陽から見た木星は逆行していない、でも地球から見ると逆行している
昨夜、空を見上げたら木星がきれいに見えたので、木星がテーマになっていたクライアントさんに、以下の写真を添えて「もしよかったら空を見上げてください。月のすぐ下に木星が見えますよ」と連絡したところ、 ほこりみたいにしか写って […] -
今月の月イチ勉強会は読み切れなかった秋分図(金星□冥王星)を徹底解説 またタロット勉強会「秋分の巻」で得た知見「秋分の季節にやってきたいこと」も解説
秋は「転」。では、どう転じるか。 自民党総裁選が終わるまでは、どう転じるかが読み切れないので、来月、蠍座イングレスチャートと合わせて、もう一度秋分図を読みましょう。 そんな話を先月の月イチ勉強会でしました。 なぜ読み切れ […] -
11/21(月)座談会やるよ 心理占星術ってなあに?心理占星術家nicoと一緒にその「わからなさ」や「魅力」について語り合おう
ようやく開催できる。 うれしいなー ずっとこういう機会を持ちたいと思っていたのだけど、どんなことをどんなふうにやろうかなあと考えていたら、すっかり時間が経ってしまった。 わたしだけがわかった気になって、皆さんを置き去りに […] -
月、火星、冥王星 注意深く抑制してきたこのマインドセット、深い部分で抱えてきた欲望が解き放たれてしまった
後ろ向きの作業をいくつかやらなくてはならず、そのせいで気落ちすることがあり、6年ぶりに風邪をひいてしまった。身体は正直だ。 風邪に耐性がないため、必要以上に気弱になっている間に、ハッとするようなニュースがいくつも飛び込ん […] -
木星逆行開始 その道は自分のMC=理想へと向かっているのか その道は自分の成長、または正義につながっているか じっくりと時間をかけて、自分の進むべき道を軌道修正する
日本も世界も、こういろいろあるとつい我が身を振り返ってしまう。 誰の何の判断によって物事が進んでいるのか。一部の政治家の力なのか、世論なのか。声、声、声のオンパレードで報道を見ていても実態がよくわからない。が、わたしだっ […] -
週末は時期読み三昧 ①ガタガタの自民党のから時期読みチャートの本流をつかむ練習をする ②時期を使ってオルタナティブを生む、そのためのリーディング力とは
10/5(土)は時期読み占星術研究会、10/6(日)は時期読み占星術講座です。 9/22(日)生き方働き方研究会では、石破さん、高市さんの総裁選時の三重円を読み、水星VS冥王星の対決にエキサイトしましたが、その後、9/2 […] -
【火星サイクル手帳】フリートーク会2回目を終えて 「波長合わせ」ではない対話とは 自分と相手を信じ、委ねたり、受け入れたりして…
10/1から蟹座火星は15度~20度(蟹座・陰のターム)へと入りました。第2ステージ最初の蟹座期がちょうど半分が経ちましたが、世の中もいろいろ動いていますね。蟹座火星に対して、いつも「ムードスウィングする」という言葉を使 […] -
心理タロットの挑戦!四季図と心理タロット関係は、やはり非常に深遠で感動的だった 「わたし」をよりよく知るために、ぜひ皆さんもカードを引いてみてほしい
総裁選、また総裁選以降、日本の分断を改めて目の当たりにして少なからずショックを受けた。地方と中央、過激な保守と穏健な中道がこんなにも票を分けるとは!わかっているようでわかっていないことが本当に多い。毎日ちゃんと目を見開い […] -
nicoPLANET秋分の巻「愛着を捨てなきゃいけないときには、あっち側から見ないと捨てられないのかもしれない やっぱり自分自身のところで解決しようとすると、どうしてもジレンマに陥るでしょう」
今日、午後から自民党総裁選の投開票だが、まったくもって国民は蚊帳の外だ。 今回の自民党総裁選について、社会学者の宮台真司がいみじくも「鍵のかかった箱の中に鍵が入っている」と言っていたが、まさにそう、国民からしたら大事な鍵 […] -
9/24(火)は恒例の秋分図読み! 政治不信、気候変動が続く中、失われた30年をどう乗り越え、限りなく不透明な時代をどう生きるか
9/8(日)の職業占星術のクラスでは、2人の大統領選候補者トランプとハリスのチャートを分析したわけですが、みんな「政治には興味ないなー」と言いつつ、なかなか興味を持って学んでくれたよう。なぜならそれは、「政治的能力」とい […] -
物事の両面を理解する ホラリーチャートの「逆行」も「デトリメント」も使いよう 善悪、吉凶を超えた先にある物語を考える
って話、いろいろなところでしていますが、実際の現場でチャートを見ると、その意味が本当によくわかります。 先日のホラリー&コンサルテーションチャート講座で扱った「40歳の離婚、苦しいです…」という質問を読んだ際、かなりの悪 […] -
9/28(土)はフリートーク会2回目 伝わらないものだということを前提に、言語ゲームを諦めず、言葉にしていく努力ができれば、世界にほんの少し風が吹くかもよ
まずは、子育て研究会の参加者の皆さん、昨日はありがとうございました。研究会が終わった後も活発な議論が続いていましたね。 自分なりの子育て論とは。 そういった考え方にたどり着くことになった契機とは。 お子さんとのどんなやり […]
このブログについて
ホロスコープの持つ構造のすばらしさと心理占星術の可能性を信じ、数多くの講座、研究会、ワークショップなどを行っています。天体や12サインという、変わらずそこにあるもの=普遍的なものを利用しつつ、時代とともに移りゆく象徴を再解釈していく、そのバランスが心理占星術との醍醐味になります。
パンデミック以降、「占い」がブームになっていると聞いています。多くの人たちが占星術やタロットを生業にしたいと考えているようです。もちろん、占いはもっとも古い職業の一つであり、人がいるところに悩みがあり、悩みがあるところに占い師があった/あると言えるのでしょう。 しかし、占星術の魅力は単なる占いとしてのテクニックにあるわけではないのです。
太陽系の天体たち、ゾディアック=黄道12宮といった秩序だった構造を利用し、個々人の中にある内的宇宙を見出し、その人自身の秩序を見出していく。人や社会にとらわれて、自分自身から疎外された「わたし」を再発見し、「わたし」を再定義しなおしていく、そういった重要な役割を持っているのです。
つまり、占星術を学ぶことによって、自分の在り方——wellbeingと言ってもいいし、本性を生きると言ってもいいし、スピノザ的に自己の活動能力の維持と言ってもいい——で生き始めることができるということです。
ただ、そのように占星術の構造を利用するためには、使う側にも知識や訓練が必要になります。それをどう皆さんと共有できるのか、それをnicoは日夜研究し続けていることであり、その成果=進歩や失敗=後退といった研究のプロセスのようなもの、また私自身をチャレンジ、志を同じくしている研究生や受講生のチャレンジをこのブログでお伝えできればと思っています。
最近は「心理占星術は人を幸せにするか」という問いかけを自分自身にし続けています。
先にも書きましたが、占星術は学ぶものではなく実践するものです。
自分が自分らしい人生を獲得するために闘う、そのための道具であるべきなのです。
だから、占星術の学びは決して頭でっかちな知識の産物ではなく、実践して、その成果を人生へと反映させるものです。
このようにあーだこーだと試行錯誤する時間、頭の中でアイデアをこねくり回している時間のほうが長いので、ブログは不定期になりますが、多くの方に読んでいただき、そして、一人でも多くの方に心理占星術のチャレンジに参加してもらえたら、この上ない喜びです。
心理占星術家nico