
「心理占星術は人を幸せにするか」を問いかけ続ける日々の記録。
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10/18(土)スタート!心理占星術基礎講座 なぜ心理占星術を学ぶのか ①「こころ」に構造=仕組みを与えることができる②自然の摂理である「プロセス」というのを身をもって理解することができる
10/9(木)に心理占星術基礎講座の平日クラスがスタートしました。新しい顔ぶれ、新しい学びにかなり舞い上がってしまい、いつも以上に飛ばし過ぎて皆さんをビビらせてしまいました…が、基礎講座って楽しい! 受講生の方からは、こ […] -
2026年2月14日までにやるべきこと まずは弱い金星を受け止め、太陽=自分が射るべき的を再設定すること。どんなに小さくても自分の的なら、いつか必ず射ることができる
ここ数日、公明党が下した連立離脱という決断について考え続けていた。 今このタイミングでこの決断がなされたのはなぜだろう。 ちょうど高市新体制が発足した時期と重なったということもあり、高市総裁の対応が問題視もされたが、26 […] -
結局、金星と火星のバランスを取ることがwell-beingの近道であり、自他を傷つけることなく生きる努力である
と、その前に、少しだけ自民党総裁選の話。 総裁選が終わった瞬間は、これで「誰か勝つか予想」「誰が誰につくか予想」的なニュースを聞かずにすむという安堵感、そしてやっと政治をやってもらえるという安堵感を覚えた。 が、一夜明け […] -
10/9(木)スタート! 心理占星術基礎講座 「わかっているのは、わからないということだけ」だから、わたしたちは学びの旅に出かけ、「わかる」を探しに行く
もう10月だって? わたしの9月はどこへ行った! というくらい、あっという間に季節が変わり、世界の様子も変わっていた。わたしの知っているアメリカはどこへ行った? ちゃんと目を開けて生きているつもりなのに、知らない事、見え […] -
今日の生き方働き方研究会は天秤座&家族経営の関係の力学研究。象徴とはサインの裏と表、光と影が同居しているもの。12サインの折り返しに天秤座が存在している理由もここあるかもしれない
アメリカからお客が来ていた。20年ぶりの再会だったのだが、当時ティーンで恋人同士だった彼らはすっかり大人になり、そして美しい夫婦になっていた。 ワシントン大学で土木建築の教授をやっている夫に「日本の建築はどう?」と聞いた […] -
秋分を迎える前に乙女座期をおさらい 土星、海王星が本格的に牡羊座入りする前の、魚座をさまよう最後の期間に、「時代の転換点」について少しだけ考えておく
前回の乙女座期の記事は「世界は解決すべき問題にあふれている」というテーマで書きましたが、皆さん、それぞれの解決すべき問題に向き合えたでしょうか。 これまでnicoPLANETで書いてきた星空百景☆おさらい編ですが、今回は […] -
9/23(火)秋分の日は月イチ勉強会!前半は秋分図読み、後半は関係性の理解を深めるチャート読み 「ひとりでしにたい」時代の関係性の課題とはどのようなものか
昨日の心理タロット勉強会は、終わってみたら夜中の1時!ちょっとちょっと、みんなおしゃべりが過ぎる! が、タロットから学ぶことは驚くほど多いですね。そして、やはり昨日の手順で読んでいくのはいい。 まずざっと太陽のイングレス […] -
火星ワークショップの補足① ノスタルジーとはなんぞや その感情をうまく利用し、出発する勇気を持つためには「自分自身の運命を握っている感覚があれば…」
朝起きたら、思いのほか涼しくてうっとりしてしまった。雨上がりのせいだろう。ベランダの植物たちもホッとしているように見える。いい気分。 今日は先日の火星ワークショップの補足。 火星ワークショップは、わたしにとって難しい仕事 […] -
9/16(火)は火星ワークショップ・蠍座期 いよいよ今期の火星力を試すときがきた!「感情」と「言動や態度」が一致しているかを確認し、陰陽2つの火星の力をバランスよく使う訓練をする
今期の火星サイクルもここまできましたよ。 9月22日、火星を支配星に持つもう一つのサイン蠍座期へと火星が移動。 ご存じの通り、今期の火星サイクルは蟹座にもっとも長く滞在したわけですが、この意味として、今の時代を生き抜くた […] -
【時期読み】石破首相は、なぜ今、このタイミングで辞任を決断したのか 結局、彼は何に失敗したのか
8日未明に皆既月食が見られたという。 日食が太陽を隠す現象だとしたら、月食は月を隠す現象。 太陽は権力者の象徴ということもあり、日食は古くから力あるものの失脚などに結びつけられたというが、では月食にはどのような意味がある […] -
土星は魚座へと逆戻り。そのとき世界は… 問題を探し出すこと。関係性の強化に乗り出すこと。気づかなかった問題に気づき、古い物語からの脱出を企てること。
トランジットっておもしろいなー だからやめられないんだよなー 牡羊座を後ろ向きに進んでいた土星が、9/1から魚座入り。 今年の3月頃から、事あるごとに「土星が魚座に戻るころには…」と口にしてはいたものの、実際そのときが来 […] -
家族のwell-beingについて「すでにbeしており、まだbeが続く」ための現在分詞のbeingをさまざまなチャートから考えてみると…
今日は先日の勉強会の報告。 わたしは性格がぐずなので、物事を考え、整理するにも時間がかかる。 先日の月イチ勉強会は、たとえば魚座=海王星=12ハウスというのは、IC(双子座=水星=3ハウス―蟹座=月=4ハウス)から来る、 […]
このブログについて

ホロスコープの持つ構造のすばらしさと心理占星術の可能性を信じ、数多くの講座、研究会、ワークショップなどを行っています。天体や12サインという、変わらずそこにあるもの=普遍的なものを利用しつつ、時代とともに移りゆく象徴を再解釈していく、そのバランスが心理占星術との醍醐味になります。
パンデミック以降、「占い」がブームになっていると聞いています。多くの人たちが占星術やタロットを生業にしたいと考えているようです。もちろん、占いはもっとも古い職業の一つであり、人がいるところに悩みがあり、悩みがあるところに占い師があった/あると言えるのでしょう。 しかし、占星術の魅力は単なる占いとしてのテクニックにあるわけではないのです。
太陽系の天体たち、ゾディアック=黄道12宮といった秩序だった構造を利用し、個々人の中にある内的宇宙を見出し、その人自身の秩序を見出していく。人や社会にとらわれて、自分自身から疎外された「わたし」を再発見し、「わたし」を再定義しなおしていく、そういった重要な役割を持っているのです。
つまり、占星術を学ぶことによって、自分の在り方——wellbeingと言ってもいいし、本性を生きると言ってもいいし、スピノザ的に自己の活動能力の維持と言ってもいい——で生き始めることができるということです。
ただ、そのように占星術の構造を利用するためには、使う側にも知識や訓練が必要になります。それをどう皆さんと共有できるのか、それをnicoは日夜研究し続けていることであり、その成果=進歩や失敗=後退といった研究のプロセスのようなもの、また私自身をチャレンジ、志を同じくしている研究生や受講生のチャレンジをこのブログでお伝えできればと思っています。
最近は「心理占星術は人を幸せにするか」という問いかけを自分自身にし続けています。
先にも書きましたが、占星術は学ぶものではなく実践するものです。
自分が自分らしい人生を獲得するために闘う、そのための道具であるべきなのです。
だから、占星術の学びは決して頭でっかちな知識の産物ではなく、実践して、その成果を人生へと反映させるものです。
このようにあーだこーだと試行錯誤する時間、頭の中でアイデアをこねくり回している時間のほうが長いので、ブログは不定期になりますが、多くの方に読んでいただき、そして、一人でも多くの方に心理占星術のチャレンジに参加してもらえたら、この上ない喜びです。
心理占星術家nico