毎年恒例となりました、夏の心理占星術集中講座。
合宿みたいで楽しいので、毎年やっています。
心理占星術は、自分で学ぶことに意味がありますね。
自分の立ち位置を知るのに、心理占星術はとてもよいツールです。
私は現場で実践的に使える心理占星術を教えていますが、それは、プロとして活躍することだけが目的ではないです。
ニコプラの会の「自分を知り、人を知り、心と時代を知る」というモットーのもと、物の見かた、考え方をすっきりと整理させていく。
そうすると、様々なことに合点がいくようになる。
人が愛おしくなる。
秩序がリズムとして感じられるようになる。
占星術って、やっぱり楽しいんだよね。
まあ、何はともあれ、基礎は、すべての知識の土台です。
独学で学ぶのに限界を感じた方。
象徴イメージが曖昧なまま、うまく言葉で表現できない方。
ホロスコープを生きたイメージで読んでみたい方。
ぜひ一緒に、暑い夏にふさわしい、心理占星術の濃厚な知識を学んでいきましょう!
皆さんにお会いするのを楽しみにしております!
■日程:8月29日(土)13時~20時(プチディナーの用意アリ)
30日(日)10時~17時(途中1時間のランチタイム)
■場所:北参道・心理占星術研究所
■講座料:55,000円(テキスト代含む)
※情報量の多い講座です。ICレコーダーをお持ちください
基礎講座は、nico講座の中でも、とても人気の高い情報満載の講座となっています。心理占星術は、従来の「当てもの」の占星術とは違います。心理占星術とは、「人を理解する」という人間中心のアプローチによりホロスコープを紐解いていくものです。基礎講座では、天体、サイン、アスペクト、ハウスをそれぞれ心理的に考えていくことを学びます。ホロスコープ全体が多重構造になり、個人を立体的に把握していくことが目標です。占星術を用いた鑑定に自信がない、占星術をいろいろ勉強してみたけれどしっくりこない、独学に行き詰っているという方はもちろん、占星術の初級学習者にも楽しめる内容となっています。また、こころを知ることで、時代を理解することができるというのも心理占星術の大きな魅力です。ぜひ、一緒に心理占星術の奥深い世界の扉を開きましょう。
●10天体の心理的象徴の理解
天体の公転周期、発達年齢域から考える人間の成長のステップ、そして各々の天体の心理的背景を学習していきます。
・太陽エネルギーとは、一体、どういうものなのか
・月の私的感覚、所属感覚を満たすとはどういうことか
・発達心理学における水星期、金星期の成長の難しさとは
・金星&火星は、環境を生き抜くための道具
・トランスサタニアンは時代の心理を読み解く鍵
●12サインの分類によるホロスコープの構造の理解
12サインの分類(2区分、3区分、4区分)から見えてくる、マンダラのようなホロスコープの構造を学習します。
・向かい合わせのサインは、心理的な補完関係にある
・2区分から考える自然のサイクルとは
・3区分から考える世界観
・4つのエレメントの洞察から得られる経験のサイクルとは
●ホロスコープから考えるアスペクトの理解
多くの学習者が難しく感じられるアスペクトを心理的に考え、センテンスで表現していけるよう学びます。サイン同士の関係やハーモニクスを用いて、アスペクトを徹底的に理解していきます。またノーアスペクトや逆行天体が、個人の発達にどのような影響をもたらしていくのかも考察します。
●ハウスの分類によるホロスコープの構造の理解
12サインの分類と同じように、ハウスにもある決まった構造があります。ハウスとは、個人を取り巻く環境を示しています。そして、生まれた時間と場所によって導かれる、より個人的なテーマを示すものです。個人的ということは、個人の人生の物語に沿って読む必要があるということです。ハウスを制する者は、ホロスコープを制すると言えるくらい、ハウスの理解が深まれば、個人のこころにしっかり寄り添うチャート読みができるようになるでしょう。
・半球の偏りから、個人の心理的な防衛のパターンを理解する
・3つのグランドクロス(アンギュラーハウス、サクシーデントハウス、ケーデントハウス)から、環境における個人のエネルギーの力学を理解する
・1-5-9ハウス、2-6-10ハウス、3-7-11ハウス、4-8-12ハウスから、環境によって形成された個人の資質を考える